『人はメモだけじゃ覚えられない』
- あなたの人生を180度変える考え方
- 2018年4月1日
- 読了時間: 5分
更新日:2018年5月30日
どうも、岸本です。

覚えておかなくちゃいけないとても重要な情報を忘れてしまった経験、あなたにはありませんか?
上司 → 「1ヵ月前にお願いした件、今週末だけどちゃんと進めてるか?」
上司 → 「3日前の打ち合わせの席で言ったあの案件なんだけど、もうできたか?」
言われた瞬間に
「そ、そういえば!」
と思い出しても後の祭り、もう遅い!
「ちゃんとメモしたはずなのに…」
と、デスク中を探してみると、
「あれ、ちゃんとメモしてあるじゃん…」
あなたもひょっとしたらこんな風に
「メモをしたのに覚えていられなかった!」
という経験を普段からしているんじゃないでしょうか。
僕は、よくありました。
書いたメモを忘れること。
今日の記事は、相手が話した大事なことを
忘れないようにするための方法を書きました。
覚えておくべきことを忘れているだけで
時間を無駄にしたり、
労力を無駄にしたり、
他人からの信頼を失うことはなくなります。
あなたがちゃんとメモを取ったのに
忘れてしまうことが頻繁にあるのなら
今日の記事をぜひ読んでください。
メモは、
「話したことを忘れないための手段」
の代表です。
大切なこと、重要なことを僕らはメモに残して忘れないようにします。
ところが、面白いことにメモを取るのは日本人特有なんです。
実は、米国や欧州などの国ではあまりメモを取る習慣がありません。
学校でもほとんどノートを取りません。
でもアメリカの学力が特別悪い、なんて話は聞きません。
メモもノートも取らないのに東京大学よりも遥かに優秀な大学があります。
その答えは
『アウトプット』
です。
アウトプットは「外に出す」ということを言います。
よく聞く言葉の「インプット」は「中に入れる」という意味です。
情報というのはインプット、
つまり頭の中に入れて覚えるだけでは
本当に自分のものにはならないといわれています。
頭の中に入った情報をアウトプット、
外に出すことで、
本当に自分がもっている情報として
記憶することができるんです。
米国や欧州の学校では
分らないところはすぐに挙手をして
教師に尋ねます。
そして自分が理解出来たら
説明をするという文化があります。
だからメモやノートをあまり取らなくても
情報を覚えることができるんです。
それに、一番のメモの問題点は、
メモをしたことを忘れることです。
これが発動したら、
なんの意味もありませんよね(笑)
そして、
アウトプットをすることは
記憶能力を上げるだけではありません。
アウトプットさえすれば、
実践で生かしていくことができるんです。
例えば、
あなたは成功哲学の本を読んで
『質より量』
という事を学んだとします。
質より量というのは、
とにかく失敗してもいいから
量をこなし続けるってことです。
「あ~~とにかく、量をこなせばいいんだな」
と学びを得たとします。
でも、この学びでは何も意味がありません。
ただの、ノウハウコレクターです。
知識を入れ込むことなんて何の意味もなさないんです。
一番重要なことは、
『新しい知識を使いこなせるか?』
ではないでしょうか?
そう、アウトプットをすると
新しい知識を使いこなすところまでできるんですね。
記憶もできて、
使いこなすトレーニングもできる
まさに一石二鳥です。
なので、アウトプットはかなり重要です。
とは言え、
アウトプットが重要だなんて
今までの学校教育で勉強している人はいないと思います。
日本ではそんな教育はされていません。
なので、アウトプットの
正しいステップを書きます。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ステップ1
『会話の流れの中で相手が言ったことを復唱する』
相手の話の中で覚えておきたいと思うところは
口に出して復唱をします。
これがアウトプットの第一歩です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ステップ2
『メモした内容を音読して自分がそのことを理解しているか考える』
記憶が新しいうちに書いたメモがちゃんと
自分が理解できる内容かどうか、
考えてみます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ステップ3
『メモしたことを記憶が正確なうちに清書する』
忘れないうちに正確な情報を
なるべくきれいな字で丁寧に書きます。
正しく覚えた情報を
アウトプットして自分のものにします。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
この3ステップをすると
あなたが頭に入れた情報は
ほぼ完全にあなたのものになります。
復唱、確認、清書の
3ステップです。
手に入れた情報はちゃんと使わないと意味がありません。
「よし、これで忘れないぞ」
と思っているだけでは成長しません。
だから、普段からアウトプットを意識して生活している人と
意識をしていない人では成長に物凄い差が生まれます。
例えば
僕はこの記事のように随時記事を書いています。
自分が得た学びや感想をわざわざ文字に起こして書いてくれる人。
この人たちは今日得た学びを
自分の生活にちゃんと活かそうとしている人です。
逆に、記事を読んでも
スタンプ1つ、いいね、
コメントをまったくしない人は、
ただ、読んでいるだけです。
コメントをするのとしないのでは
学びのレベルが天と地ほどの差なんです。
実質、僕の周りでビジネスをしている
成長が早い教え子たちは
「どんなことでも学んでやるぞ!」
という意欲が高い人たちばかりです。
まだ芽が出ないうちから
僕が投稿した記事やYoutube動画に
どんどんコメントをくれていました。
アウトプットする力が高い人は
成長する速度が速い、というのは間違いないと思います。
今よりも、
もっと成長して自分を高めたい、
成長して収入を増やしたい、
という方は、
まずは今日の記事の学びをコメントで残してください。
そしてそのコメントを口に出して読んでください。
これであなたの学びはずっとあなたのものになります。
忘れないように早めに『アウトプット』しましょう!!
それでは、 長くなりましたが、本日も最後まで ご覧いただき、ありがとうございました。
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