スランプはあなたの頭の中にある
- あなたの人生を180度変える考え方
- 2018年4月1日
- 読了時間: 5分
更新日:2018年6月11日

「何をやってもうまくいかない…」
「普段ならできる仕事でもうまくいかない…」
「普段なら出てくる仕事のアイデアがまったく浮かばない…」
そんなとにかくダメダメな状態。
あなたはそんな絶不調な状態に悩まされたことありませんか?
「スランプ」なんて言い方をしたりしますが、
絶不調状態は突然、僕らに訪れます。
スランプな時は気持ちが落ち込み、先の見えない
不安に駆られて無駄にいら立ってしまったり、
そんな状態では仕事もプライベートもうまくいくはずないです。
絶不調な状態はなるべくすぐに終わってほしいものです。
今日は絶不調な状態を解決するための方法について書きました。
読むとあなたがダメダメな状態とどう向き合い改善していけばいいのかが分ります。
実はスランプは、なりやすいと言われているタイプの人がいます。
どんな人かというと
『完璧主義者』or『こだわりが強い人』

彼らは自分の頭の中にとても緻密な「理想」を
知らず知らずのうちに作り上げています。
「今日の仕事のプランはこうしてああして、こう。この通りでいくぞ」
「今日やることを決めたぞ。これを1時間、それを2時間。午後はこれを2時間してと…。よし、完璧だな」
こんな感じで完璧主義者や強いこだわりを持つ人は
頭の中にとても緻密な計画を作り上げている人が多いです。
しかし
これらの理想が音を立てて崩れたらどうなってしまうか…。
「おーい、○○君。これ、2時までにやっといてくれよ」
「この資料、まとめといて。1時間あれば終わるでしょ?じゃあ、あとよろしくー」
これらの横槍がきっかけで頭の中に組み立てていた
完璧な計画はガラガラと音を立てて崩れてしまいます。
狂ってしまった計画を元に戻そうとして無駄なエネルギーを使いまくってしまうんです。
小さなつまずきがきっかけで
どんどん悪循環になり、何をやってもダメな状態になってしまいます。
スランプの正体は
『理想と現実のズレを修正するために使われる無駄なエネルギー』
なんです。
言ってしまえば、
「もっと自分の思い通りになれ!」
という気持ちから生まれる、
『悪い状態を引き起こすただの思い込み』
でしかありません。
だから完璧主義者やこだわりが強い人はスランプに陥りやすいんです。
これらのタイプの人は極端なことをいうと、
仕事でも遊びでも完璧にこなさないと気が済みません。
何かがおかしくなったら、原因を突き詰めるまで
昼夜問わず考え込んでしまう…
そんなタイプなんです。
例えば、
遠征で遠くに出かけたときに普段とは違う環境のせいで体調を崩してしまうスポーツ選手が結構多いそうです。
いつもとは違うベッド、枕の高さ、空調、水、食べ物…普段と違う生活と自分の理想の生活のギャップに苦しみ、
スランプを発症してしまうんです。
「ではスランプを治すためにはどうすればいいのか?」
ということですが…
「ポジティブな人と付き合う」
「体を動かす」
「大声を出してすっきりする」
本などを読むとこんな解決策が上げられています。
はっきりいって本当にスランプに悩んでいる人からすると
「こんな簡単な方法で治せないから悩んでるんじゃないか!」
って方法ばかりです。
ではスランプに負けてられない人たちはスランプをどう処理しているのか?
例えば
自分のスランプと常に向き合ってよい結果を出さなければならないスポーツマン達。
彼らは本とかにあるような方法とは全く別の解決法でスランプを克服していました。
なんと、
『スランプは治さない』
という選択をしていたんです。
野球のイチロー選手、野村克也さん、王貞治さん。彼らはスランプを無理に治そうとせずに
『スランプと付きあっていく』
という選択をした人たちです。
好調時の自分を思い出してそれと比較したりすることはせず、
「今ここ」に意識を集中したうえで淡々と目の前のやるべきことをやるという選択をしたんです。
中学生からスランプ対処法を尋ねられたイチロー選手はこう語っています。
「対処しないことです。つらいけどそのままでやって下さい」
その状況に耐えて目の前のことを淡々とやり続ければ、必ずスランプは克服できる。
そうイチロー選手は言ったことがあります。
ただ、
「対処しないでそのままやる」
を言葉の通りに受けとって
「毎日ただ同じように生きる」
という意味に勘違いしてはいけません。
イチロー選手は
「スランプの中でも少しずつ努力をし続けること」
を前提として
「辛くてもそのまま」
という言い方をしたんだと思います。
毎日同じように生きていると同じことしかできませんし、成長もしません。
スランプに引っかかったときに1歩ずつ、少しずつでも自分の成長に結びつくようにがんばる。
これが、
『スランプと付き合っていく』
ということなのだと思います。
スランプになってしまったときはたとえ辛くても
「前より少しでもいい結果が出せるように」
「前より少しだけでも良い仕事ができるように」
そういう気持ちで取り組むことがスランプを乗り越えていくための方法なんです。
そしてスランプを乗り越えることで徐々に耐性がついてきます。
スランプを乗り越えれば乗り越えるほど、心は強くなっていくんです。
スランプと正面から向き合うことがその後のスランプを抑えることに繋がります。
あなたも今日から
「はぁー、仕事うまくいかないし、全然ダメだ~」
という絶不調状態、スランプに陥ったときはくじけず、へこたれずに目の前のことに集中し続けてください。
あなたが進む暗いトンネルはあなたの頭の中にしかありません。
そのトンネルを辛抱強く進むことがスランプを乗り越える方法なんです。
継続力は、忍耐力です。耐え抜いた後の自分を考えて進んでいきましょう。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。 暗いトンネルを突き進むといずれ出口があります。 その時のあなたは、自信に満ち溢れているはずです。 是非、忍耐強く我慢してやっていきましょう。
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